RASHISA~乳酸菌生産物質~

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便秘を引き起こしやすい薬とその原因

『便秘を引き起こしやすい薬とその原因』
            
便秘になる可能性のある薬には、どのようなものがあるでしょうか?中には、よく聞くようなものもあるかと思います。

   
・咳止め
風邪をひいたときなどにも服用する咳止めは、市販のものを含めほとんどの咳止め薬に「リン酸コデイン」や「リン酸ジビドロコデイン」と言う成分が含まれています。

これ
らの成分は、咳を止めてくれる代わりに消化器官の動きを鈍くする作用があるため、便秘になる可能性があります。

      
  
・降圧剤
高血圧の人がその症状を和らげるために服用する薬を降圧剤と言います。

降圧剤としてよく利用されるカルシウム拮
抗剤は、便秘になる危険性がとても高い成分を含んでいます。

血圧を下げるために用いられる利尿薬も、体の水分を
排出する腎臓の作用を高めることによって、便秘になる可能性が高まります。

         

マクロライド系抗生物質製剤
マクロライド系抗生物質とは、抗生物質として使用される薬の一群に対する総称で、マイコプラズマ肺炎などの患者にも使用され、幅広い年齢層と病気の患者に対して処方されます。抗菌作用が幅広い分、腸内の善玉菌まで殺菌してしまい便秘の症状を伴う可能性があります。
      

・鎮痙剤(痛み止め)
鎮痙剤は、アルカロイドの作用によって消化器官の痙攣による痛みを抑える効果があります。それらの作用は、副交感神経を抑制したり、胃酸の分泌を抑えるなどの作用であるため、便秘を引き起こす可能性が高いのです。
    

オピオイド鎮痛薬(モルヒネ
がんによる痛みを抑える薬としてモルヒネと言う薬がありますが、モルヒネを含むオピオイド鎮痛薬は、小腸の機能を低下させる作用があるため、便秘になる可能性があります。
    

・貧血剤
血液中の鉄分が不足している場合に鉄分の補給として処方されるのが貧血剤です。

貧血剤は病気の場合でなくても、
妊娠中の鉄分不足で処方される方も少なくないでしょう。

しかし貧血剤は、胃腸障害による便秘や下痢の症状を引き起こす可能性があります。

妊婦の方は極力、鉄剤に頼らな
くてもよいように食生活を通して鉄分をできるだけ摂取できるように心がけるのが良いでしょう。

    

・抗コリン薬
抗コリン薬は、気管の拡張、下痢止め、頻尿改善の他、抗パーキンソン薬や多汗症の治療薬として幅広く利用されている薬で、副交感神経を抑制する作用があります。

副交感
神経に作用するため、その分便秘になる可能性もあるわけです。

      

抗がん剤
がんの増殖を抑えるために使用される抗がん剤は、自律神経やホルモンに影響を与えます。そのため蠕動運動が起こりづらくなり、便秘になる可能性が高まります。
       

向精神薬
向精神薬とは、精神科で精神疾患の治療に良く使用される薬の総称で、それぞれ精神面の苦痛を和らげる効果があります。

向精神薬には、抗うつ剤抗不安剤睡眠薬、抗精
神病薬、気分安定剤などがあり、精神海外でも扱われるものまで含めると、抗認知症薬、抗てんかん剤、パーキンソン病治療薬、精神刺激薬などもあります。

これらの薬は神
経に作用して、精神疾患の症状を和らげる反面、便秘の症状を引き起こす可能性もあります。


            
(注)くれぐれも、薬を飲んだせいで便秘になってしまったからと言って、薬の服用を自己判断でやめるようなことはしないでください。

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