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がんになったら...? 5つの心構え

『がんになったら...? 5つの心構え』


いまの日本は、2人に1人ががんになる時代。

「まさか自分ががんになるなんて……」ではなく、「もしも自分ががんになったら……」と考えるほうが現実的だと思います。

しかし実際がんになったときのために、どんな心構えをしておくべきなのか、わからないことが多いのも事実だと思います。

慌てないために、私たちにできることは何があるのでしょうか?


「1.がんは早期発見できれば怖くないことを知る」

症状も進み方も人によってさまざまですが、発見が早いほど、治癒の可能性は高まります。

たとえ治癒しなくても、いまはがんとともに生きる時代、がんは慢性疾患に位置づけられる時代になりました。

がんの早期発見のためには、がん検診を定期的に受けることです。



「2.自分にとって大切なものは何か、元気なときから意識する」

がんになると、治療のために身体の状態が変わり、生活が変わります。

それまで自由にできたことができなくなる可能性も出てきます。

自分にとって大切なものは何か普段から意識して生活していると、いざというとき迷わずにすむこともあります。

・例・

ピアニストや美容師にとっては“手”が大切なので、手がしびれる副作用の少ない抗がん剤治療法を選ぶ。

家族と一緒にいる時間を大切にしたい人は、通院で可能な治療法を選ぶ。

医師からがんがどうなるかの説明はあっても、生活がどう変化するかについての説明は少ない場合があるので、自分の希望を医師に伝えられるようにしておいたほうがいいでしょう。



「3.“正しいがんの情報”を収集する」

がんという病気は千差万別で、がんの種類、症状、治療法、そして治療が終わったあとの経過も人それぞれです。

インターネットには、がんの情報や体験談が溢れかえっていますが、自分に当てはまるとは限りませんので、振り回されないことも大切です。

特に、自分ががんになってしまうと冷静な判断ができなくこともありますので、元気なときから“がんの正しい情報”に目を通しておくと、いざというときに役立ちます。

一番のおすすめは、国立がん研究センターが公開しているサイト「がん情報サービス」です。

こちらでは、がんに関する基本情報はもちろん、がんの予防や検診に関する情報、がん患者の支援制度や、がんとともに働き続けるためのポイント、ご家族や周りの方に向けたがん患者への対応の仕方のアドバイスなど、信用できる情報を得ることができます。



「4.告知の伝え方、受け止め方を家族と話し合っておく

どんな人でも、がんと告げられると動揺されます。

頭が真っ白になってしまって、主治医の説明を聞いてもわからなくなってしまうケースもめずらしくありません。

慌てないために心の準備をしていても、やはり慌ててしまうものなのです。

ですから、検査や治療についての大事な説明は、おひとりではなく、家族や友人など信頼できる人と一緒聞くことをおすすめします。

ただ、深刻な症状が予想される場合、医師から直接、告知を聞く勇気がないという方もいるかもしれません。

余命を聞きたくない方もいるかもしれません。

そのためもし自分ががんになったら、どこまで事実を知らせてほしいか、どういう風に事実を知りたいか、家族に伝えておくことが大切です。

ご両親やお子さんに真実を伝える覚悟をしておくことも大切なことだと思います。



「5.抗がん治療をするかしないか、家族と話し合っておく」

がん患者さんのなかには、抗がん治療を受けたくないという方もいらっしゃいます。

でもそうすることによって死期が近づく可能性もあるという事実をお伝えすると、「死にたくはない」とおっしゃる方もいるのです。

ですから自分が、できるだけ長く生きることと、今を楽しんで悔いがないように暮らすことと、その両方を大切にできるようにバランスを考えながら選択することが大切かと思います。

ただ実際にがんになると、自分自身もご家族も、さまざまな判断に悩み、迷い、苦しむケースがよくあります。

そうなったらなったで、とことん悩んで、迷って、納得がいくまで話し合ってください。

がんの闘病に正解はありません。

自分が納得のいくかたちでがんと向きあうことはできるのです。

がんになってから人生が輝きだしたとおっしゃる患者さんもいます。

でもできることなら、元気なうちから日々を楽しみ人生の輝きを味わって過ごしたい、僕はそう思うのです。

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