膠原病の種類
『膠原病の種類』
「膠原病」の病気の種類には、次に示すような難病として
難病とされる「膠原病」の種類を紹介し、それぞれの病気
・関節リウマチ
関節の中にある軟骨の滑膜部分が炎症を起こす自己免疫疾
初期の段階では関節を動かすと痛み出し、進行してくると
長期にこの炎症が続くと、関節が変形したり破壊されたり
・全身性エリテマトーデス
全身性エリテマトーデスは、なんらかの原因で自分の細胞
初期の段階では、発熱、全身倦怠、食欲不振、体重減少な
ひどくなると両方の頬が赤くなり、赤味が鼻で繋がる蝶型
・全身性強皮症
全身性強皮症は、全身性硬化症とも呼ばれる膠原病のひと
現実には、硬化するのは皮膚表面だけでなく、腸や心臓、
原因はいろいろ想定されていますが、よく分かっていませ
多発性筋炎・皮膚筋炎 自己免疫疾患の一つで、自分自身の細胞や組織に免疫反
全身の骨格筋に炎症がおき、皮膚や筋肉が侵され筋力が衰
階段の上り下り、しゃがみ立ち、腕の上げ下ろしなどが困
・シェーグレン症候群
目や口の中の粘膜が乾燥する自己免疫性の病気で、涙腺や
目の症状はドライアイといわれ、まぶしくて目が見えない
口の中の症状はドライマウスといわれ、唾液の分泌が少な
この病気の原因は不明です。
・混合性結合組織病
膠原病には、共通的な症状や検査異常が認められることが
それぞれの膠原病がとても近い関係にあるために、検査や
・三つの膠原病
「全身性エリテマトーデス」「多発性筋炎・皮膚筋炎」お
・抗リン脂質抗体症候群
抗リン脂質抗体症候群は、「抗リン脂質抗体」を持つ人で
この病気になると、女性では、流産や死産をくりかえしや
抗リン脂質抗体というのは、細胞膜の構成成分であるリン
・血管炎症候群
人体には、動脈や静脈に分けられる多くの血管があり、大
そのうちの毛細血管に炎症を起こして発症する病気を血管
原因不明の発熱や関節痛、体重減少ではじまり、腎機能が
皮膚に網目状の発疹がでたり、手足の痺れや運動障害など