RASHISA~乳酸菌生産物質~

自分らしく生きることの出来る大切さを、 一緒に考えてみませんか?

糖尿病リスクを腸活で減らす!

『糖尿病リスクを腸活で減らす!』
  
「糖尿病大国・日本!糖尿病人口が950万人に増加」
 
糖尿病の患者数は世界で増え続けている傾向にあり、日本も同じく年々患者数が増えています。
 
厚生労働省の推計では、糖尿病が強く疑われる成人男女が約950万人に上ることがあきらかになりました。
  
糖尿病の有病数は5年に1回推計しており、前回(2007年)から約60万人増えたことになります。
 
糖尿病には膵臓のB細胞が壊れてしまい、インスリンの分泌ができなくなる1型糖尿病と、インスリンの作用不足で起きる生活習慣病である2型糖尿病の2種類があります。
 
日本では2型糖尿病の増加が目立っているのが現状です。
 
 

『環境順応のための進化が影響している可能性も』
 
糖尿病の発症には、乱れた生活習慣の積み重ねが大きく影響していると言われており、その要因の1つに「肥満」が挙げられます。
 
肥満の人口が日本よりも多いアメリカ。
 
しかし糖尿病の人口も多いかと思えば、なんとそうでもないんです。
 
国の人口における糖尿病人口の割合で比較すると、アメリカより日本の方が多いと言うと、驚かれる方も多いかもしれませんね。
 
ところで「倹約遺伝子」という言葉を聞いたことはありますか?これは氷河期に人類が数少ない食料から栄養をより効率よく蓄積できるように変異した遺伝子のことで、特に東アジア人に多いとされています。
 
このため、日本人は欧米人に比べ、軽度の栄養過摂取や、運動不足で肥満になりやすく、しかも内臓に脂肪が蓄積しやすいという特徴がある、ということが近年の研究から分かってきました。
 
日本人の約3分の1がこの倹約遺伝子を持っていて、基礎代謝(安静に寝ているときに消費するエネルギー)が倹約遺伝子をもっていない人と比べ、200kcalも低いため、同じ食事量や運動量であっても太りやすく、痩せにくいという性質があると言われています。
 
 

『腸内環境が糖尿病発症に関与』
 
糖尿病発症に影響を及ぼす因子として注目されているのが、腸内細菌です。
 
腸内細菌と肥満・糖尿病の関係では、以下のことが考えられます。
 
 
「一つ目が"腸管バリア"です」
 
さまざまな菌が共生する腸内環境では、悪玉菌が優勢となると腸内細菌叢が乱れます。
 
すると低下した腸管のバリア機能をすり抜け、血液中にさまざまな物質が流れ込みます。
 
それらの中には肝臓などの臓器で慢性炎症を引き起こす物質などが含まれていることも。
 
結果インスリンの分泌量が増え、血液中のインスリン濃度が高まります。
 
そうなるとさらに太りやすくなり、高血圧や肥満など、いわゆるメタボリックシンドロームに。
  
このような状態を防ぐには、腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸が、重要な役割を果たします。
 
短鎖脂肪酸(酢酸や酪酸)は、一部の腸内細菌が食物繊維などの難消化性成分をエサにして作り出しています。
 
つまりカロリーの高い・低いだけでなく、食事の質を見直すことは糖尿病対策にとても重要です。
 
 
「インスリン抵抗性と腸内細菌の関係性について」
 
インスリン抵抗性とは、簡単に言うと「インスリンの効きやすさ」のことで、糖尿病あるいは糖尿病予備群の人々は、健康な人と同量のインスリンが分泌されたとしても効果に差があり、血糖値を下げるためにより多くのインスリンを必要とします。
 
インスリン抵抗性(糖尿病ではない)を示す人たちの血液と腸内細菌を調べたところ、血液中の物質「分岐鎖アミノ酸」と、2つの腸内細菌に関係性のあることが明らかになりました。
 
この2つの腸内細菌は、たんぱく質代謝や糖代謝に大きく関わる分岐鎖アミノ酸の産生に関わっているため、糖尿病や糖代謝異常を知る手がかりとして、今後研究が進んでゆくと考えられます。
 
このように、腸内細菌と糖尿病の関係が明らかになる中で、当然「肥満や糖尿病によい腸内細菌はあるのだろうか?」という疑問が湧いてきます。
 
現在そういった菌の候補はいくつか示されています。
  
 

『糖尿病は予防出来る!腸内環境を整え、糖尿病にならない身体づくり』
 
ここまで触れてきたように、腸内細菌は肥満や糖尿病との関わりから注目度が高くなっています。
 
このような高い関わりから、腸内細菌をコントロールすることで、糖尿病や肥満の予防・治療の役立てようというのも当然の流れです。
 
腸内細菌は、ヒトの体のもう一つの臓器ともいわれており、体の健康維持の中で、非常に重要な役割を担っています
 
腸内細菌という集団を、どう味方につけるか? 
 
その手段として、普段私たちが口にする食べ物・食事は大きなウエイトを占めています。
 
腸内細菌を味方につけ、糖尿病や肥満などのリスクを遠ざけるため、食事の質の向上に着目してゆきましょう。

f:id:RASHISA:20180412061800j:plain

『心、身体、一人で悩まず』
 
 
 
少しでも困ってることがありましたら、相談してください。
 
助けになれるかもしれません。
 
『下のURLかQRコードからLINE@を登録して、相談の一言でも大丈夫なので送って頂けたらうれしいです。』
 
_var_mobile_Media_DCIM_120APPLE_IMG_0517.PNG