RASHISA~乳酸菌生産物質~

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HSP 身体を燃やせ

『HSP 身体を燃やせ』
  
「HSPとは」
 
HSP(ヒートショックプロテインとは、日本語では「熱ショックタンパク質」と呼ばれるタンパク質の仲間です
 
タンパク質の仲間といっても、その役割は、新しく合成されたり変性されたタンパク質を正常な構造へと構築することにあります。 
 
リボ核酸(RNA)で生成されたばかりのタンパク質は不安定な構造をしていますが、HSPはこの未熟なタンパク質に結合して正常な構造へ構築する手助けをします。
 
また、正常なタンパク質が何らかのストレスにより構造が変性してしまうのを防いだりします。
 
そして、もう正常に機能できない、つまり修復できないと判断されたタンパク質を分解する品質管理的な役割も果たしています。
 
少し難しい話に聞こえるかもしれませんが、要するにHSPはタンパク質を修復したり、ストレスから防御する働きがあると思って下さい。
 
具体的には筋肉痛などで痛めた細胞の回復を促進したり、風邪やインフルエンザにかかりにくい体にしてくれたり、精神的なストレスに対する耐性も強くしてくれると考えられています。
 
さらに最近では、HSPにはシワやたるみといった老化現象からも守るアンチエイジング作用もあるとも言われています。
 
  
「HSPの産生」
 
このようにメリットの多いHSPですが、体内でこのHSPを増やすには体にストレスをかけることが条件のようです。
 
余談ですが、宇宙飛行士が地球へ帰還した時に、自力で立つことができない場面を見たことはありませんか?
 
あれはHSPが不足しているためだという説があります。
 
私たちの筋肉の細胞というものは、常に重力の刺激を受けていて、それにより変性するのをHSPのおかげで変性せずに維持されていると考えれるんですね。
   
ところが無重力の宇宙環境に長期滞在している宇宙飛行士の筋肉は重力というストレスがかからないためにHSPが産生されません。
  
重力に抵抗する必要が無いためにHSPが産生されないというわけです。
 
つまりHSPはホメオスタシス(恒常性)に必要なタンパク質であり、特別な何かをせずとも常に産生されているものだということです。
 
ただ、意図的にストレスをかけることでHSPを増やすことができることが分かっています。

例えば紫外線を浴びると、紫外線によって皮膚の細胞が傷ついたり炎症を起こしたりしますが、この時にHSPは産生され、皮膚にシミ形成の抑制などに働きます。
 
しかし紫外線によるストレスは活性酸素が発生するので、できればこのようなストレスには頼りたくないものです。
 
そこで、一番体にとってリスクの少ないストレスが「熱」というわけです。
 
入浴によって体温が上がることで、熱によりタンパク質が変性するのを防ぐためにHSPが産生されます。
 
ついでに言えば、紫外線を浴び過ぎた時は積極的に入浴することでシミやシワの形成を減らすことにもなると考えられます。

 

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