RASHISA~乳酸菌生産物質~

自分らしく生きることの出来る大切さを、 一緒に考えてみませんか?

腸管神経系 “第二の脳”?

『腸管神経系 “第二の脳”?』 
                              
あなたの体には脳が幾つありますか。

もちろん,1つです
 
しかし脳に似た神経系はほかにもあります。その1つが非常に広範囲に及ぶもので,科学者から“第二の脳”と呼ばれている腸管神経系(ENS)です。その大半は頭にではなく,おなかにあります。

体が食べた物を燃料に変えるには,様々な器官による膨大な量の共同作業が必要です。ですから脳は消化器官のコントロールの大半を、ENSに任せるよう設計されています
                                      
“化学工場”

食物を消化するには様々な化学物質を絶妙な分量で組み合わせたものが,ちょうど良いタイミングで作り出され,ちょうど良い場所に運ばれる必要があります。
 
ゲーリー・モ
ウ教授は消化器系を,適切にも“化学工場”と呼んでいます。その化学作用は,気が遠くなるほど精巧です。
 
例えば
腸壁には化学物質を検出する味覚受容体という特殊な細胞が並んでおり,食べた物に含まれる化学物質を特定します
 
ENSはその情報をもとにして消化酵素を調達し,食物
を体が吸収しやすい形に分解します。

また分解された食物
中のpH値などの化学的特性を監視し,それに応じて消化酵素の量を調節するという大切な働きもします。
 
消化管を工場の生産ラインに例えてみましょう。
 
それを主
にコントロールしているのは,“第二の脳”であるENSです。ENSは消化管壁にある筋肉を収縮させ,食物が消化器官の中を進んで行くようにします。
 
また必要に応じて
収縮の強さや頻度を変化させるので,消化器官は一連のベルトコンベヤーのような動きをします。
                                       
”見事な連携”
 
こう考えると,ENSは脳から独立しているように見えますが,絶えずコミュニケーションを取り合っています。

えばENSは脳に対して,いつどのくらい食べるべきかを知らせるホルモンを出し,満腹になると信号を送ります。

食べ過ぎた時には吐き気を誘発することもあります。

以前から,消化管と脳の間には関係があるような気がしていたかもしれません。

例えば,おいしいものを食べると気分が良くなるものです

研究によるとそうなるのは,ENSが脳に“幸せ信号”
を送り,人を心地よく思わせる連鎖反応が始まるからです

それで人はストレスを感じると,自分の好きな物を食べ
る傾向にあるのかもしれません。

科学者たちは,うつ病
治療法としてENSを人為的に刺激する可能性を研究しています。

ENSは,“第二の脳”と呼ばれているものの,考えることや決定することはしてくれません。

脳の代わりにはなら
ないということです。
 
作曲も銀行預金の管理も宿題もして
くれません。
 
それでもこの素晴らしい腸管神経系の複雑さ
は,科学者たちを依然として驚嘆させています。まだ分かっていないこともたくさんあるでしょう。

次に食事をする
時は,箸を取る前にちょっと考えてみてください。

あなた
のおなかの中では,状況を監視し,データを処理し,共同で作業し,コミュニケーションを図るといった,一大プロセスが始まろうとしているのです

 

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