ラクトフェリンとは？

『ラクトフェリンとは？』

糖たんぱく質の一種で、初乳(出産後約1週間以内の母乳)に多く含まれていることがわかっています。

人だけでなく哺乳類の母乳全般に含まれ、授乳を通し赤ちゃんに免疫力を受けわたす働きがあります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
”ラクトフェリンの期待される3つの効果”

・免疫力を強化する

NK（ナチュラルキラー）細胞と呼ばれる免疫細胞を活性化させる働きがあります。

NK細胞は、がん細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃してくれます。

つまり、ラクトフェリンはNK細胞の活動を応援し、病気になりにくいようにしてくれるのです。

・腸内環境の改善

ラクトフェリンは、腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサになり、ビフィズス菌を増やす手伝いをします。

ビフィズス菌は腸内の健康を保つのに必要な菌です。

ところが、人間の腸内では加齢にしたがって善玉菌が減少し、代わりに悪玉菌が増殖します。

すると、便秘や下痢などを起こしやすくなってしまいます。

そうした場合、ラクトフェリンを摂取すれば、ビフィズス菌の増殖を促進できるわけです。

・貧血予防

鉄分の不足に対して強い味方となってくれるのが、ラクトフェリンです。

ラクトフェリンと結合した鉄分は、鉄単体で摂取する場合より、体内に吸収されやすいことが実験で明らかにされています。

さらに、鉄単体での摂取にくらべて胃荒れを起こしにくいことも確認されています。

つまり、ラクトフェリンの摂取は、身体への負担を減らしつつ、鉄分をとり入れられるので、より有効な貧血対策にもなるのです。

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