バストアップサプリ危険！！

『バストアップサプリ危険！！』
　
”健康被害の相談急増”
　
国民生活センターは１３日、美容効果があるとされる植物「プエラリア・ミリフィカ」を原料とするサプリメントを飲み、生理不順や不正出血などの健康被害が出たという相談が、今年４月までの約５年間に２０９件あったと発表しました。
　
相談の中で１０～２０代が半数以上を占めています。
　　　
プエラリア・ミリフィカはタイ原産の植物で、根に女性ホルモンの一つ「エストロゲン」と同じ働きをする成分を含みます。
　　
タイでは主に更年期女性のための民間薬ですが、日本ではバストアップ効果があると宣伝され若者にも人気があります。
　　
国民生活センターによると、被害相談は２０１５年度以降急増し、昨年度は９４件。
　
「相談内容」
　　　
・不正出血があり子宮内膜が厚くなっている（３０代）
・生理が２カ月遅れている（１０代）
・発疹が出て医師に摂取を止められた（２０代）
、、、などがありました。
　
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所によると、プエラリア・ミリフィカに含まれる成分は産地や収穫時期によって大きく異なり「サプリの摂取で一定した作用を得るのは難しい」といわれています。
　
安全な摂取量について「現時点でよく分かっていない」といい、規制はないようです。
　
国民生活センターが市販の１２商品の成分量を調べたところ、３商品で、成分が体に影響を及ぼすとされる目安量を超えていました。
　　
また、アンケートに回答した５社はいずれも、サプリに含まれる成分量を把握していなかったようです。　

 

『心、身体、一人で悩まず』

 

 

 

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