RASHISA~乳酸菌生産物質~

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アルコールが腸内環境へ与える影響

『アルコールが腸内環境へ与える影響』
 
アルコールが健康にとって良くないことは、多くの人が認識しています。
 
実際に飲酒は、体へさまざまな悪影響を与えます。そして、アルコールは腸内細菌にも作用することがわかっています。
 
腸内環境は、体のさまざまな健康に関係しています。
 
例えば、体内に侵入した病原菌などを除去する「免疫機能」や、体に蓄積された有害物質を便と一緒に体外へ出す「排泄機能」、食べた食品から栄養素を体内へ取り入れるような「栄養吸収機能」などが挙げられます。
 
そうした腸内環境を作っているのが、腸内に生息する腸内細菌です。
 
具体的には、「善玉菌」と「悪玉菌」「日和見細菌(ひよりみさいきん)」と呼ばれる3つの腸内細菌が、バランス良く生息することで腸内環境は良好になります。
 
過度な飲酒は、こうした腸内環境を乱すことにつながります。アルコールは腸に届くと、腸の壁を傷つけて腸の働きを悪くしてしまいます。

その結果、腸内に便が溜まってし
まうこと(便秘)になり、腸内環境が悪くなります。
 
また、アルコール自体が腸内の悪玉菌を増やす原因になることもわかっています。
 
ただ、適度なアルコールは、逆に腸の運動を活発にして腸内環境を整えるように働きます。
 
つまり、アルコールは飲み方さえ注意すれば、腸内環境を良好にする武器になります。
 
具体的には、ビールであれば瓶2本、日本酒は2合までは、体に対して悪影響を与えないことがわかっています。
 
しかし、アルコールが体へ与える影響は、人によって大きく異なります。
 
例えば、ビール一杯で顔が真っ赤になって酔っ払う人もいれば、ビールを10杯飲んでも全く平気な人もいます。
 
こうした違いは、それぞれの両親から受け継いだ、アルコールを分解する働きがある「アルコール分解酵素」の量から生じます。
 
アルコール分解酵素の量が多い人は、いくらアルコールを飲んでも酔いませんが、アルコール分解酵素が少ない人は、ちょっとの飲酒でも酔っ払います。
 
さらに、アルコール分解酵素が多い人は、ある程度の飲酒量であれば、体がアルコールから悪影響を受けることはありません。
  
それに対して、アルコール分解酵素が少ない人は、わずかな飲酒量でも、アルコールによって健康を害されます。
 
つまり、アルコールが健康や腸内環境に対して与える影響は、「人それぞれ異なる」といえます。
 
そのため、基本的には「過度な飲酒は腸内環境を乱し、適度なアルコールは腸内環境を整える」となります。
 
ただ、アルコールが腸内環境へ与える影響も、人によって大きく違うということを理解しておくことが大切です。

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